歓迎
3月27日
午前中はたっぷり会議。来週の学科創設式典と外部評価に対する準備会議。午後は長野市の景観審議会に出席。この会議で初めて宮本忠長さんにお会いした。会議後、あまり皆様とお話するまもなくタクシーで長野駅。夕刻のアサマで東京。車中セルジュ・ティスロンの『明るい部屋の謎』人文書院2001を読む。題名で分かるとおりこれはバルトの『明るい部屋』へのアイロニーである。著者は精神医学者であり映像を単純に記号的に言葉に還元するのではなく、①感覚-感情-運動②映像③言葉という3つの領域で並行的に象徴化のプロセスが進むと主張する。このイントロはとても魅力的に響く。じっくり最後まで読みたくなる本である。東京駅から事務所に直行。今まさに、皆、歓送会のために事務所から出ようとしているところ。荒木町じゃあ老舗のフレンチビストロへ。最初はシャンパン。そして赤、白、ロゼ。オードルブもメインも美味しい。歓迎する新人は、ofdaでは初めての大学でたての新人。一人は京都工芸繊維大学の岸研究室から、一人は東工大の奥山研から。彼等の加入で事務所の平均年齢は一気に若くなった。2次会は荒木町のディープな大福という名のバーへ。初めて行ったが割烹着をきたお上さんの店で細いが天井の高いしゃれた店。気持ちがよい。伊藤君は明日役所検査。僕は明日朝一の現場定例と昼からクライアントとの打合せ。新人とはゆっくり話したいが、また今度。今日はここでお開き。
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