教養
朝一で医者に行き超音波をとる。今日でギブスは外し、包帯で緩く固定することになる。これで少し楽に歩けそうだ。しかしまだ筋肉が固まっている。事務所に行くと僕等の作品が掲載されたスペインの本が届いていた。世界の住宅17作品。1作品に20ページを使って紹介している。写真模型図面。特にディテール図面の密度がすごい。写真もすべてポジのデュープを送っているだけあってどの作品も妥協無く解像度が高い。アマゾンでも13000円と高い本だが値打ちはある。http://www.amazon.co.jp/Single-family-Housing-Antonio-Gimenez/dp/849359802X/ref=sr_1_6?ie=UTF8&s=english-books&qid=1212670040&sr=1-6午後溜まった事務所内の打合せ。中国の進捗状況報告。
帰宅後読んでいた、とある本に教養=教育ー選抜という公式が載っていた。つまり入試のあるところでは教養は生まれないという説明である。その昔、教養とは大学入試のない旧制高校で醸造された。しかしその後入る帝国大学では国家公務員試験のためにやはり教養は生まれず、旧制高校に入るための旧制中学では高校入試でやはり教養は生まれなかったとのこと。ということは現代で教養が生まれる可能性は唯一社会人になってからと言うことになる。しかしそれはそうかもしれない。
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