林さん出版記念
昼ごろ事務所に中学生が7人やってきた。クライアントの息子さんとその友達。学校の文化祭で行うクラス発表のテーマが建築なので話を聞きたいという。研究対象は霞が関ビル。なんとも通な選択である。しかし質問のポイントは構造にあるようだ。これは聞きに来る相手を間違っている。とは言えないので、アメリカの超高層の歴史から語ることにした。あとは柔構造、免振、制振とキーワードの説明。次に模型の作り方講座。先ず材料。スチレンボード、スタイロ、カッター、スコヤ。そしてそれらを売っているお店。などなど。ちなみに霞が関の図面は鹿島建設にもらいに行くそうだ。頑張れ未来の建築家諸君。
3時にパレスサイドビル、アラスカに行く。林さん80歳のお祝い兼、『林昌二の仕事』新建築社2008の出版記念パーティーである。この手のパーティーだと帰る時に本をいただくものだが、重いだろうから郵送しますとのこと。林さんらしい気遣いである。出席者はほとんどが林さんのお友達。僕は明らかに一番若い。いやもう一人。日建の山梨。しかし日建の現役社員は彼しかいない。社長さえもいない。80の好々爺にもう少し優しくしてもよかろうが。それにしてもこの歳のお友達の集まりだからなかなかの迫力である。平均年齢70かつ、建築界の重鎮ばかり。こんな集会は滅多に参加できるものではない。6時ころ事務所に戻る。明日の九州出張の準備打ち合わせ。オープンデスクの桑島さんは休みも関係なく頑張る。
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