大学仕事
今日は朝から大学の仕事。今日がそろそろデッドライン。一つ目は授業のパワポづくり。今年から教養的課程にある1年生に専門の基礎を教えることになり各先生で分担することになった。僕は図学的な講義の一部として、軸測図を教えることになっている。そこで図学の教科書をスキャンしながらパワポを作った。その作業をしながら自分が大きな誤解をしていたことに気がついた。僕はコルビュジエがよく使うようなミリタリー投象とかカバリエ投象は軸測図の一部だとばかり思っていたが、これは用語法の完全なる誤解。軸測図とは正投象(画面に垂直な光線が生み出す図)でありアイソメなどがその一つである。一方ミリタリー、カバリエなどは画面に斜めに入る光線によって生み出されるものでこれは斜投象と呼ばれるものだった。ああ恥ずかしい。講義のパワポは何とか午前中に作り上げた。午後は二つ目の科研の応募書類作成。テーマに関する過去の論文をひたすら読む。量が多くなかなか大変な上に知らぬことが多い。やっと夕方読み終わる。自分の興味のある分野は結構いろいろな人がそれなりにやっていることが分かる。もちろんそれでも今自分の研究室でやっていることのオリジナリティが崩れるわけではないのだが、既往研究との差についてその意義の書き方が難しい。
You must be logged in to post a comment.