オフィス
早朝大学に向かう自転車をこいでいると携帯に電話。無理な体勢でとろうとしたら転びそうになった。大学について積もった雑用を片付け2コマ目の講義。昼食をとって製図に行こうとしたら電話がかかってくる今日は電話に呪われている。製図は後半課題のオフィスビルである。敷地は自分の設計した長野県信の前。敷地に学生を連れていくと県信の職員の方が出てこられて少し歓談。こうして長い間設計者とクライアントのいい関係が保ているのはありがたいことである。
藤森照信『建築史的モンダイ』ちくま新書2008を読む。何事も具体的に、抽象論を極力排除する。ゲニウスロキ批判は傑作だ。大事なのは理屈ではなく、モノ。建物と地面のつながりこそが地霊なのだとか。どこかでくしゃみをしてそうな建築史家の顔が頭に浮かぶ。なぜか文体が東海林さだおに似てきたような?
スーザン・ジョージ著 森田成也、大矢貞晴、中村好孝訳『アメリカはキリスト原理主義・新保守主義にいかに乗っ取られたのか?』作品社2008を読む。先日朝日の書評にアメリカ右傾化の本2冊が載っており思わず注文。『サブカル日本、、、』『歴史の始まり』などを読むとどうしてもアメリカの右傾化の内実を知りたくなる。
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