原美術館に嫌われた
先々週見逃してしまった米田知子の写真展を原美術館に見に行こうと昨晩決めた。今朝起きたら、森美術館でインドの現代アーとやっているのを思い出した。その上朝食をとりながらテレビをつけると日曜美術館でワイエスを紹介していた。僕の最も好きなアーティストの一人である。さて困った。どれを見るか?米田は外せない。森美術館は近い。森に行って原に行くことにする。チャローインディアを見て大江戸線で大門に出てjrで品川。タクシーで原美術館。いやな予感。門が閉まっているではないか。昔もこういうことがあった。どうもここに来るときは会期をきちんと見ない癖がある。米田知子は先週で終わっており、今日は準備期間で閉館であった。ショック。仕方なく五反田に出てjrに乗る。渋谷で降りてワイエスを見ようか迷ったが新宿経由で帰宅。午後インド展のカタログを読み、ネットに感想など記しながら、テレビで早明ラグビーを観戦。嘘みたい。リーグ戦2位の早稲田が6位の明治に負けちゃった。先週は東海が明学に勝つし、番狂わせの連続である。
最近政治本を読み続けていた。大澤真幸の『自由の条件』を読んだあたりからもう少し突っ込んで状況を確認したいと思ったからだろう。それでアメリカの保守化、右傾化、日本の左右などを読んでみて一段落である。今日は高橋悠治のアンソロジー『きっかけの音楽』2008を読む。武満もそうだが正直言って音楽家の文章は建築家のそれ同様分かりづらい。グールド批判などは分かりやすいのだが抽象論になるとちょっとつらい。
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