A0
午前中勉強会の予習。今日のパートは何時になくスムーズである。午後から事務所でA0勉強会。ヒューマニズムの価値の源を探るような話。ヴェルフリンへの言及が数カ所見られる。そして内容はすこぶる『建築心理学』(ヴェルフリン)に近い。建築に感動するとは建築の持つ運動感、平衡感のようなものが観者の精神に内面化されるところから発生するというものである。井上君の訳がいいのか原文がややこしくないのか訳文と英文が両方の目から滑らかに脳に流れ込む感じである。気持ちいい。夜はコンペ打ち合わせ、葛飾北斎の美術館。昨日のイメージでプランニングしたのだが、どうも建築の制限が大きくて、思った形状には作れないことが分かってきた。方針変更である。それでも北斎の「富士」にはこだわりたい。富士壺構造が頭に浮かぶ。これをすすめてみたい。コンペスタッフとうどんやで夕食(夜食?)ワインを一本。
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