芸術言説の元締め
今日はことのほか寒い。朝事務所でコンペ打ち合わせ、信州大学から3年生の西浦君がオープンデスクで参加。午後現場。外構がだいぶ進んだか。残り一か月。
先日源喜堂に頼んでおいた『講座20世紀の芸術』が事務所に届いた。谷川さんから頂いた本にいくつか引用があったので、この手の講座本ではできが良いのかと思いネットで検索した。何せ9冊で5千円と安かったものでつい注文。しかし届いた本を見れば定価が一冊4400円9冊で4万円のもの全集が5千円だから価値が半減どころか八分の一になったとも言える。安さを喜ぶべきか価値低減を嘆くべきか?執筆者を概観すると、建築はだいたい八束さん。流石。その他3篇以上書いているのが谷川さん、多木さん、藤枝さんである。そう言えば先日読んだ『日本近現代美術史事典』東京書籍2007も編者が多木さんと藤枝さんだったわけで、この二人はやはり20世紀の芸術言説の元締め?というとろか。
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