箱根
箱根は朝から大雨。山が霞み寒い。このあたりは本当に山の中と言う感じがするが標高は450メートルに過ぎない。これに比べると一昨日訪れた小諸は市内でだいたい600メートルを超えている。やはり長野の町は高いし寒い。雨の中どこにいくでもなくぶらぶら。傘をさすのは億劫である。2~3軒骨董屋を巡ってカフェのようなところで昼をとる。女子大生が多い。平日の昼だから当然かもしれない。このあたりを散策しているのは外国の人か、引退した老夫婦か、おばさんか、女子大生である。巨大な工事現場がある。看板を見ると設計は観光企画、施工は鹿島、森ビルも絡んでいるようだ。200室のホテル。どうも仮設足場から推測されるヴォリュームはかなり風景に突出しそうで箱根ファンとしては気になるところ。午後のロマンスカーに乗る。箱根から小田原まではのろのろと山の中を走る。小田原からは突如東京郊外の平坦な風景で味もそっけもない。ロマンスカーも長野新幹線も1時間半くらいで山と東京を結ぶのだが、風景は長野新幹線の方が変化に富んで楽しい。長野を出て軽井沢までは山。トンネルを抜けると都会と山の中間の自然。そして高崎あたりから郊外である。夕方事務所。昨晩は面倒臭い問題がメールされ、ホテルから方々に夜も朝も電話していたが、その顛末を確認。月末までのコンペ案をチェック。
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