脳みそのリラックス
朝二つの美術館を巡ってきた。4つ見たい展覧会があったがとりあえず二つでへばったhttp://ofda.jp/column/。ミッドタウンのあたりは桜が満開。でも人出はそれほどでもない。皆皇居あたりに出かけているのだろう。
最近いろいろなことで考え事が多い。昔はあまり考えずに行動していたのだが、、、、こう言うのを下手の考え休みに似たりというのだろうと、友人に語ると一冊の本を貸してくれた。新野哲也『頭がよくなる思想入門』新潮選書2000.タイトルには頭がよくなるとあるが別にIQをアップさせるようなものではない。世の中で「賢いねえ」と言われる人の性格や頭の動かし方が書かれた本であると言う。別に賢くなりたいわけではないのだからと遠慮すると、まあ読めと言われた。読んでみると独断と偏見に満ちているような気もするのだが、だからこそなんだか坊さんの説教を聞いているようですっきりした。以下なんとなく頭に残った言葉。
・直感と理性いう思考プロセスにおいて、直観を軽視するな。
・ロゴスとパトスは思考の両輪。
・「人が考えるのは狂っているからだ」(丸山圭三郎の言葉)。
・「思考」「感情」「直観」「感覚」をバランスよく一日の中に割り振れ。
・喜怒哀を包含した文章が人を納得させる。
・思考ではなく、意志と真剣な心が仕事を効率よく、実りあるものとする。
・無意識から湧きでる心を聞け。
つらつら読むと考えすぎの最近の脳みそがリラックスし、ほぐれてきた。気分がよい。
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