臨床心理
前期は月火水と大学での講義やゼミや設計プロジェクトの打ち合わせなど朝から晩までスケジュールはぎっしり。午前中小諸プロジェクトの打ち合わせを学生と行い、午後は4年生の製図第五。初回なので16人の受講者全員のテーマ発表。よく考えられているものが多いのだが、毎年思うことだが、建築で解決するのは困難だろうと思われるような内容が多い。
最近始めたチルドレンセンタ-の仕事が初めてのビルディングタイプということもあり知らぬことばかり。昨日は夕食を共にした環境心理の先生と教育学部を出てから建築に学士入学した建築史の先生にいろいろ聞いた。こうした施設で治療に当たる心理療法士という人たちは学問分野で言えば臨床心理学を学ぶ。そしてそうしたことを学んで精神治療にあたる先生は自らの精神もぎりぎりのところまで持って行くのだそうだ。教育学部にはそういう先生もおられるそうだ。帰りがけ寄った丸善でその手の本をいろいろ購入。そのうちの一冊『子供の脳は肌にある』光文社2004を読み始める。著者山口創の略歴を見ると同僚先生と同じ大学、学科、早稲田大学人間科学修了である。専攻はやはり臨床心理。
You must be logged in to post a comment.