アーキテクチャ
午前中早稲田の講義、今日で前期の講義は終了。次回以降は学生の発表のみ。気が楽だ。昼食をとりながら東浩紀、北田暁大『思想地図』vol.3を読む。アーキテクチャー特集である。もちろん東が編集しているのだから広義のアーキテクチャであるが。最初のシンポジウムのメンバーが迫力である。磯崎、浅田、宮台、東、それに若手の批評家宇野常寛に濱野智史。磯崎さんは極めて分かりやすい建築言語を話しているのだが、浅田と宮台は若手をねちねちイビル。東はそれを軽くかわす。とは言え無視するわけでもなく適度に言いたいことを言わせ、そしてまた挑発する。ワンジェネレーションのずれの構図が痛快である。しかし、これだけかみ合うつもりの無い、エゴ丸出しのシンポジウムというのもすごいね。大モノ(というか言葉のテロリストというか)をこれだけ並べて若手が司会するとこういうことになるのだろう(八束さんとシンポジウムしたときのことを思い出す)。このシンポジウムは東工大でやったみたいだけれど工学系の学生が理解できる範囲を超えている。
午後事務所に戻り、昨日の打合せを踏まえプランのスケッチ。夕方日建の亀井さんから電話。製図第五ゲストクリティークの日に役員プレゼンがはいってしまったと申し訳なさそうな声。そりゃないだろう!!と言いたいところだが、まあ仕方ない。代打山梨を送るとのことなので了解する。しかし彼は彼で東京に6時半に戻らなければならないとか。とにかくスケジュール組み直し。
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