五里霧中
朝一の特急「かいじ」で塩山へ。役所を三つ回る。今日は日本中でここ塩山が一番暑いのではなかろうか?36度くらいらしい。畑の脇のアスファルトの道を3人で歩いていると陽炎が見えそうだし、意識が朦朧となる。駅へ戻り昼をとってからクライアントの車で施設へ向かう。敷地の上を高圧線が通っているので東京電力が2時頃やってきて打ち合わせ。今の計画はぎりぎりだと言うことが分かる。高圧線と言うものは電流が多く流れると熱を持ち膨張し1メートルくらい垂れ下がってくるのだそうだ。これはかなりエネルギーの無駄遣い。超伝導の研究は重要か?
前回の案の改良案を見せる。模型を見せようと思ったら役所に置き忘れてきた。なんということ。うっかりしていた。やはり厚さのせい?プランは少しずつクライアントの希望に近づいている。分からぬことは多々あるがまあクライアントといっしょになって五里霧中をさまよいながら少しずつ前進するしかない。帰りは甲府まで送ってもらい「かいじ」に乗って新宿へ。車中最近話題の半藤一利の『昭和史26→1945』平凡社2009を読み始める。分厚い文庫本。語りかけるような文体がテレビを見ているようである。
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