イセ やっと分厚い『伊勢神宮』に載っている磯崎の文章にたどり着く。磯崎はイセを西行的自然とタウト的パルテノンの上に解釈してみせる。なるほどふたりの解釈は日本的、ヨーロッパ的の最たるところなのだが、そういう解釈が示すものは、結局はイセではなく二つの文化の極に過ぎないように聞こえる。とするとイセとは?夕方紀伊国屋に出かけ帰りがけ家族と待ち合わせ外食。
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