翻訳って難しい
昨晩、四谷から自宅の間で道路工事をやっていた。明るい風船が白く光るような照明器具が使われていた。何度か車の中から見たことがあったが、歩きながらすぐ近くで見たのは初めて。これが、とんでもなく明るい。オラファーのアートみたいだった。
今日はA0勉強会。やっと第4章「機械的誤謬」に入った。僕らの担当の最後の章。この章はHo君が最初に訳して、誰かと読み合わせて修正し、次にHi君のチームがその訳を再度読み合わせ修正し、そして現在僕らが三回目の読み合わせを行っているわけだ。そして、こんなに丁寧にやっているのにもかかわらず、未だ修正が数行おきに入るのである。翻訳って本当に難しい。こういう状態ならチームを変えてまた読み合わせすればまたきっと何かが見つかるだろう。完全なものにするなんていうことはほとんど不可能とさえ思える。そう考えると世にある翻訳書の陳腐な文章のほとんどは、まあ考えられていないか誤訳であり、それをいくら読んでいても原著者の真意など分かるはずもない。原文を読めという人の気持ちはよくわかる。
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