千葉大の卒計
午前中事務所で軽く打ち合わせをして、千葉大学にでかける。卒計の講評会に呼ばれた。千葉大には初めて行った。千葉にあると思っていたら隣の西千葉という駅にある。四谷からでも小一時間かかるのだが、駅の目の前にあるのが嬉しい。キャンパスはここが本部で医学部と園芸学部が別の場所にある(しかしその二つが千葉大の看板学部らしい)。とはいえども広くて雰囲気がある。うちのようにタコあしでキャンパスが5つにも分かれていると本部と言っても今一つ淋しいし。工学部などは専門学校のようである。千葉も信大と同じく創立60周年なのだが樹木の育ち方が全然違うのには驚いた。欅の大木がここかしこに植わっていて落ち着いた雰囲気を醸し出している。そのことを岡田哲史さんに言うと「暖かいからじゃない?」と言われた。そんなものだろうか?
卒計講評会は学生が企画しているとのこと。栗生さん、岡田さんをはじめ、構造の先生、非常勤の先生など先生だけで7人も参加しているのがすごい。200人はいるホールに学生は1年生から4年生まで満員と言うのもまた立派。
4年で卒計をとっているのが45人いると言う(一学年75人)そのうちから選ばれた10名がプレゼンをする。人の大学で講評するのは気が楽である。今までエスキスしてないからしがらみもなく好きなことが言える。なかなか素敵な作品を発見。集合住宅の家がすべてタブローになっている。模型の大きさも横4メートル縦1メートルはあるだろうか?木箱の中にドールハウス風の部屋がランダムに重ねられていた(写真の4倍くらいの大きさ)。生活が風景であるというのがコンセプト。
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