冬へ逆戻り
毎週水曜日恒例の甲府遠征。今日は午前中に甲府に行く。朝から雨がしとしとだったが甲府についたらザーザーである。1時半まで昼抜きで打ち合わせ。甲府駅のマックで昼をとり、2時半の電車で塩山へ移動。今日は一日雨だろうか、山には桜も見えるが桜が咲くと雨が降り冷えるのは毎年のこと。こちらも延々7時まで、電車の時刻を聞いてあわてて駅に送ってもらい7時10分のかいじで新宿へ。車中『ポストモダン時代の倫理』を読み続ける。男女平等の起源は啓蒙思想にありと思っていたが、どうもそうでもない。カント曰く「男性の悟性は深く女性の悟性は美しい」であり、女性の理性は男性に劣ると捉えていたと言う。スチュワートミルの『自由論』は女性解放の嚆矢のようだが時すでに19世紀半ば、その後イギリスに女性参政権が確立するのは1928年だから日本と大差ない。
東京は塩山より寒い。四谷駅から雨の中スタッフのT君と相合傘で震えながら事務所に戻る。冬再来。
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