反アート入門
7時半のアサマで東京へ。この電車は2駅しか停まらないので早い。車中昨日読み始めた椹木野衣『反アート入門』幻冬社2010を読む。反アート入門というタイトルだが、序に記されている通り、前半は「アート入門」である。しかもかなり上質なモダニズムアートの入門書である。内容はとても正確で深く、その上とても分かりやすい。建築学生の必読書と断言してもよい。僕の部屋の夏休み必読本に加えよう。東京駅で丸善に寄る。久しぶり。先日早稲田の学生に勧められたマーク・ロスコの自伝などカートに放り込み宅配を頼む。四ッ谷で久しぶりにとんかつ鈴新に寄る。三国さんが旗振りして始まった荒木町町づくり運動の進展を聞く。何とその会合には私もよく知るA社の女性社長も出席されているようである。これは結構面白いことになるかも。荒木町の住人としては他人ごとではない。午後事務所で打合せ、資料チェック、大分出来たカラースキーム模型を見ながら「要素主義ではなく連続主義」のリアリティを見る。「うん、結構行けそうだ」でもまだ時間がかるかな?
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