スイス建築には人がいない
午後必要な本がありGAギャラリーに行く。凄く久しぶりにやってきた。2冊の本を買いたかったが一冊は在庫切れ。一冊買って帰ろうと思ったらオルジアッティの凄い本に出くわして買ってしまった。しかし、、、、この本アマゾンで調べたら買った値段の7掛け位で売っていた。ちょっとショック。本は一期一会なんてそろそろ思わないようにしよう、特に新しい本は。値段はさておき、オルジアッティのプランを見ているとどうしてこうも無造作に(見えるように)線がひけるのか、驚いてしまう。どうしてこんなに考えてないような(に見える)プランなのだろうか?作品集に篠原一男の住宅の外観写真が出ていた。オルジアッティが篠原ファンであることは有名な話だが、篠原のプランの方がよほど生活臭があるし、その空間写真も人の気配を感じる。オルジアッティの空間は(ケレツにもそういうモノを感じるのだが)、人を感じない。スイスと言う場所がそういうところなのかもしれない。僕の短い経験で今でも強く残っている印象はやはりスイスの建築は自然と対峙するものであって人を包むものではないのではないか??
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