文化の混合
娘に文化祭に来て欲しいと頼まれたのだが、スペインの下調べがまったく出来ていないので残念だが一日地図とにらめっこ。それから荷物のパッキング。ネットでマドリードの天気予報を見ると最低が7~8度最高は20度。長野以上に温度差が大きい。昨日のブログにビルバオに行くと書いたら旧友がビルバオ情報を送ってきてくれた。ありがたい。彼は魚博士だからビルバオで魚研究していたのだろうか?
夕方家を出てジムで一汗流しそのまま東京駅へ。丸善によって丹下敏明『スペイン建築史』相模選書1979を買いアサマに乗る。大学の卒業旅行で北アフリカからスペインを周りイスラム建築を堪能したが、歴史をひもとくと、スペイン建築の特徴はまさに8世紀のイスラム進入、その後のレコンキスタの戦いという歴史の中で生まれた文化のミックスチャに大きく影響されているようだ。アルハンブラだってキリスト教徒が使っていたわけだ。これはポルトガルも同じだった。
長野は雨。16度。少し寒さが和らいだ。
ビルバオは私の現在のスペイン語の先生の出身地ですが、彼の話の印象では「村」なのですが…。ま、バブルのころから日本にいる人ですから、東京と比較しているのかも。
ブリジストンの工場が最大の産業だそうです。近くには「すごくきれいなグッゲンハイム美術館(スペイン語の発音だとちょとちがう)があるけれど…。ワイナリ(ボデガ)くらいしか外国人には見るものが無いでしょ。」とのことです。
日本人がみれば色々面白くても、地元出身者から見れば「?」なのでしょうね。
そうなのか?実は宮くんからビルバオ滞在写真やお話をメールいただいたのだが、なんだか彼の話だとすばらしいところのようなのだが、、、、
行った日本人(それもスペイン語学校の人達ですから結構スペイン語圏の知識や経験がある)は皆、感動してますから良いところらしいです。
東京人が東京タワーや皇居を見てもなんとも思わないのと同じじゃないでしょうか。
食べ物が美味しいらしいですよ。楽しんできてください。
文化的な深いところに接しょくなどとてもできない旅ですが、風景は建築にはとても感動しました。