mac book air
午前中のアサマで長野へ。車中アーサー・クローカー伊藤茂『技術への意志とニヒリズムの文化-21世紀のハイデガー、ニーチェ、マルクス』NTT出版2010を読む。いやこの本はなんだか全然分からない。いや分かる人には分かるのかも知れないが波長が合わない。午前中は輪読ゼミ。ジョナサン・クレーリー遠藤知巳訳『観察者の系譜』。視覚論の定番本だけど修士学生がいきなり読むには少々難解かもしれない。お昼を食べながら会議。午後は修士論文ゼミ。さあ早く作品を作ってほしい。ゼミの終わりに1時間設計。ジャンプルーベのナンシーの家を題材にして平面を維持したまま断面を変えよという課題。モダニスティックな空間を換骨奪胎せよという主旨である。3時から教員会議。来年度はまた給与が数%減少するという説明があった。しょっちゅうこんな話があってもう慣れっこになってしまった。大学の給与だけで生きるなんてもはや無理である。小説でも書くか?会議後Y先生にマックブックエアを見せてもらった。立ち上がりも終了もおそろしく早い。エアの薄さで重さ1キロ。CPUはデュオ。HDは60くらいだけどこれで8万台。スゴイ。ついでに見せてもらったドロップボックスというデーター管理ソフトがすぐれモノ。ネット上のサーバーとCPU内のファイルが瞬時に同期する。見せてもらっている間にも学生のファイルが更新されていくのが表示されている。これを見ると学生が何時どのファイルをいじっているか一目瞭然である。5時からキャンパスマスタープランの打ち合わせをして飯を食って1時間設計の採点。雑用を終わらせて8時半のアサマに飛び乗る。週間新潮を買って読んでいたが面白い記事が一つも無かった。
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