これが山梨にある塩の山
●これが塩山だ
早朝あずさで塩山へ。いつも撮りたい撮りたいと思っていた写真が今日は撮れた。これが塩山である。ある時誰かにこの山は塩でできていて武田信玄がこの塩を敵にやったのだと言っていた。が定だかではない。
午前中午後と定例。後20日。
塩山への往路で『東京都知事』の都財政の章を読む。東京は全都道府県の中で唯一戦後地方交付税を受け取っていないそうだ。つまり地方税の税収が多いわけである。フィンランドの国の予算規模と同程度の12兆円という予算の3割は法人税で賄われている。ということは景気が歳入に大きく影響する。2009年度の税収はリーマンショックの影響で約1兆円減じたというし今後も下がると予想されている。
さて塩山からの復路ではジャック・アタリ(Atari, J.)林昌宏訳『国家債務危機』作品社2011を読み始めた。古来国家とは国力をつけながら(つけるために)債務を繰り返し、それを税収の増加で返済し、あるいはインフレにより解消したという。しかるに経済が下降線の時には債務の返済は不可能でありそれは滅亡へ向かって進むのだと始まった。なんと恐ろしや。しかもここに出てくる国家債務最悪の国としてあげられているのは他なる日本である。サルコジ大統領の政策アドバイザーと聞いてもよく分からないが、欧州復興開発銀行初代総裁と聞くと彼のもとに集まったデーターにはひどく信憑性を感じてしまう。
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