基本構想者の権利と責任
遠路はるばる研究室に来客である。基本構想を描いた建物が地元の設計事務所による基本設計段階でかなりの変更が出そうだと報告に来られた。組織の長を含めて4名。地元の事務所が基本設計をすることが決まった時点でもはや設計のクレジットを主張する気も無くなり変更はどうぞご自由にという気になっていた。建物の半分は賃貸する建物であり、このエンドユーザーの意見が大きく具体化され、それらを聞かずに設計を進められなくなり、その結果大幅な変更を余儀なくされているようである。もちろんそうはいっても自分たちが設計を継続していればそれに対する対処法もあるだろうが、異なる事務所がやる以上我々はそれにどうのこうの言いずらい。もちろん基本構想の路線を作ったのは我々なのだからそれに対するの役割、つまりは自分のやったことに対する権利、責任のようなものがあるのだろうが、、、、
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