ロートレックの目
驚きのフェイスブック。UCLA時代の一番仲の良かったドイツ人から20年ぶりにフェイスブックを通して連絡が来た。彼はドイツに帰らずヴァンクーバーで都市計画の仕事をしているとのこと。11月に日本に来るので会うことにした。
雑用がたまりいろいろやっていたら夕方。行こうと思っていたオープンハウスも行けそうもないと諦めた頃にかみさんがロートレック見に行こうと言う。日展の作品制作でこのところ土日は出ずっぱりだったが今日は久しぶりに家にいる。
三菱一号館に行くのは作品選奨の審査以来。この庭は高層ビルの公開空地の作り方としては少々暑苦しくはあるが画期的である。
ロートレックは3年前にサントリー美術館でも見た。あの時は人の背中で絵を作ったのはロートレックが最初だろうと思った。今日は目が凄いと思った。ここまで表情のある顔を描く(リトグラフだが)アーティストはいないと思った。いやもう少し言うと彼の描く目は漫画みたいである。と思って見ていたら彼が浮世絵に影響を受けたことが説明されている。特に北斎漫画に影響を受けたと言う。そうやってみると確かに彼の描く目は北斎漫画の人物画集から貰って来たのではないかと思わせる?女性の目など実に日本的な細い切れ長ものがあったりする。
今日は暑くなく寒くなく気持ちのいい空気。丸の内のストリートカフェで食事。お隣さんのお連れの犬が少々ばて気味。
FB、確かに海外の同窓生が数珠繫で見つかる。Friend Suggestionなど、どのようなロジックで行われるのか分からないが、よく出来てきている。
ですね