クリスチャン・マークレィー未だ元気
葛飾キャンパスの建築説明を聞いた。日建と鹿島と管財の担当者総勢10人弱が、教員一人一人に説明してくれた。ありがたいことではあるがこちらもプロだからメールされた総合図を見ればコンセント、空調、ドア等の位置は説明されるまでもない。なんだかお互いに時間の無駄遣いのようである。
銀座で人と会ったついでにオープニングには行けなかったクリスチャン・マークレイ―の新作をギャラリー小柳で見る。ギョッとするようなサイケデリックな掛け軸。そしてリーテム東京工場で展示されたノートブックも掛け軸のように壁に吊るされていた。横トリの話題をさらったマークレィーは70近いが未だ元気。それにしてもこういうよく知った人の新作に触れるのは興味深い。いい悪いとか、感動するしないと言うことを飛び越えて、彼の今の興味を垣間見るだけで大きな刺激である。
ギャラリー小柳まで来たので、表に回ってポーラ美術館アネックスにも立ち寄る。50~60年代のヴォーグやハ―パース・バザーを賑わせたファッション写真の展覧会。リチャード・アベドンのスナップショットとアーヴィン・ペンの白を飛ばしたコントラスト写真が印象的だった。当時の映像が20年代から90年代まで流されていたがやはりディオールの造形力は凄いものだ。
夜事務所に戻り打ち合わせ。お腹空いた。
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