宮台さんの言うことはちょっとどうだろうか?
誰かが宮台真司・東浩紀『父として考える』NHK出版2010が面白いとtweetしていたので読んでみた。
うーんこれを読むとなんだかとても居心地の悪い気分になってきた。彼らの言うことがある意味分かるし僕も同じことを言いそうなのだが、ちょっと引いて見ると、その上から目線が気分悪い。つまり半分自己嫌悪。くわえて全く理解不能な部分もある。
特に宮台さんの発言は気になるところが多い。彼は同じ年だから子供のころの生活環境の話はよーく分かる。でもそういう環境に育ったからこそ今の自分があるという自分優位を誇示するのはちょっとどうかしら?そんなの同世代ならみなそうなのであなただけが特別では無い。たまたま最近子供ができたからと言って周囲の若い親たちを上から目線で勘違い扱いするのはあなたが勘違いである。
加えて麻布に行きながら受験勉強を否定しても説得力無い(因みに僕は受験勉強賛成派である)。そして次のような発言にはもう自己嫌悪を通り越してついていけない。
「・・・子どもの頭を良くしたいと思ったり、喧嘩に強く育てたいと思うのはわかります。でもだったら頭のいい人と仲良くなる力や喧嘩に強いひとと仲良くする力のほうがずっと重要です。普通、そうしたことは誰もがわきまえるべき常識です」
僕はこんなことが常識だとはあまり思わないなあ。
昨日はお疲れさまでした。
書評で真っ向から否定るのは珍しいですね。逆に読みたくなりました。
お疲れ様。今日はちょっと体が痛い。そうですね。宮台さんも子供の無端になるとちょっと熱くなりすぎなのかも。