日本の対談とかシンポジウムってだいたいくだらない
現場の行き帰りに某雑誌の対談を読んでいてあほらしく思えてきた。読まなければよかったのだがつい時間つぶしに読んでみてやはり後悔した。僕はシンポジウムとか対談とかいう類のものが嫌いである。かなり豪華なメンバーで行われていてもそれだけの人を集めて行う意義を感じない。自分でもやることがあるのだから無責任な発言だが、できることなら避けたい。
何故かと言うと日本のそれらは出席者が基本的に同じ意見の持ち主でありお互いは同意事項を羅列してYES,YESと言うだけだからである。それなら1人で話す方がよほど理路整然とする。
と思っていたら東工大世界文化センター長のロジャー・パルバースが同じようなことを言っていた。日本の対談で重要なことはただ一つそれは「意見の一致」です。たとえ○○先生の意見に対して××先生がやや異なる意見を持っていたとしても「しかし、、、、」と言ってから控えめに自分の意見を言う。そうすると○○先生は「なるほどそういわれてみるとそうかもしれません」と言うだけ。そしてこのフレーズについてパルバースはこう言う。「あらゆる言語で発明された、いかなるフレーズの中でも、最も無意味なものの一つでしょう」と。
何故かこの方とは意見が合う。
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