小布施にはいろいろな資源が眠っている
朝食後、宿であるよろづやを散策。改装増築した設計者は宮本忠長さん。増築部であるエントランスロビーは2層吹き抜け。開口部はすべて障子がはまり柔らかな光が入る。ホテルオオクラを彷彿とさせる。しかし随所に打ち放し部分が現れるところが宮本流。RCの梁型の間を木の天井が覆い、梁ぎわが繊細な木の格子で作られその中に照明がしこまれている。木とRCのバランスが絶妙。宮本さんの傑作と言って間違いない。
その後車で小布施の古い蔵を改築したワイナリ―、これからコンヴァージョンできそうな蚕室を見学とても美しいエレベーション。登録有形文化財に申請すれば?と川向先生に言うとつい最近そうなったとのこと。小布施にはかなりの資源が眠っていそうである。最近おつきあい始めたカナダの大学の先生とこの辺りを回ってみるのも面白い。
昼の新幹線で東京へ戻る。1部2部の研究室配属ガイダンス。3年生相手に各先生が10分ずつ自分の研究室の紹介をする。去年は何も分からず映像も無くただ話したので今年はパワポを作って話す。10分のところを20分も話してしまう。すいませんでした。
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