理科大理工(野田)の修士設計発表会は充実している
午前中事務所。午後理科大の理工(野田)へ。修士設計講評会。常勤の先生(初見さん、川向さん、岩岡さん、安原さん、伊藤さん)に加えゲストに小嶋さん、宮本さん、駒田さん、山城さん、近藤さん、青木さん、そして僕。
発表者は全部で17名。1時から始まり1人15分。終わったのは6時。それからセッティングを変えて第一次投票。票の入らない人についても議論し学生にもコメントをさせ、第二次投票。ここでも1人ずつ議論し、第三次投票。ここまでくるとかなり絞られるが、ここでも先生方の応援演説。そして最終投票で1、2、3位を決める。この間講評者にはライトミールとドリンクが配られる。なんと優雅な講評会か。こうなると腹減ったとか飲み行きたいというような邪念もなくなり徹底した議論となる。学生の講評をしているうちに評者どうしのイデオロギーの違いも鮮明になりそこでの議論も起こる。
これほど質の高い講評会もそうはない。小嶋さんの作り上げた仕組みを助教たちが見事に受け継いでいる。設計のレベルもかなり高く面白かった。
修士の講評会はいずれ工学部と合同でコンペティティブに競うものにしたいものだ。加えてこの自由な雰囲気を工学部にも移植したい。
とても参考になる講評会だった。お呼びいただいたことに感謝。くわえて今日発表した学生達が設計者として育っていくことを願って止まない。
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