江戸時代の荒木町あたり
Iphoneのアプリにもあるのだが、江戸時代の地図と現代の地図を比較できるマップを買った。『東京時代MAP』新創舎2011。この地図は江戸を東西南北のグリッドで22に分割し、1セクションA4見開き1ページ。縮尺は1万分の1。その江戸地図にトレペの現代地図が重ねられるようになっている。この地図で事務所の周りを見ると江戸時代に無かった外苑東通りが現代強引に南北の道を斜めに繋げているのが分かる。それ以外は家の前の津の守坂、それに直行する三栄通りも含めてこのあたりの現在の道はほとんど江戸時代からあるしその後増えたものもそんなに多くは無い。
実はこの地図で荒木町の江戸時代の様子も分かるかなと思ったが、そこは松平範次郎とだけ書かれた広い屋敷としか分からない。屋敷内の建物配置は昔の軍事機密のようなものだから地図には現れない。荒木町の道の形成は明治の地図を見ないとだめである。
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