リトルピープル建築のシステム
宇野常寛、濱野智史『希望論―2010年代の文化と社会』NHK 出版2012の中で宇野は昨今の政治の在り方として、リーダー(ビッグ・ブラザー)が必要なのでは無くて、リーダーなしで回るシステムが必要なのだと言う。それは飛び抜けたリーダーが無くても回るAKB48のようなものだと説く。
建築もそんなところがある。街中で一つだけ飛びぬけたデザインが必要なわけでもない(いやあった方がそれはそれに越したことはないが)むしろ沢山のリトル・ピープル的建築がうごめくシステムが求められている。それは恐らく我々も参画しているような街づくり運動の中で生み出すべきことなのであろう。
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