旅行家二村忍
「二村忍が見た世界」と題して理科大で彼にレクチャーをしてもらった。彼は中学高校の同級生。琉球大学に進み台湾へ遊学し、その後旅行代理店の中国駐在員などをやりながら、独立して自称旅行家になった(旅行家っていう職業があるのかどうか知らないが)。
年間50日くらいのツアーを一回20日クラスを4回5日クラスを数回やり、年間約半分を世界で過ごす。アメリカは嫌いなので行かないらしいが世界100カ国は渡り歩いている。
そんな彼が『アジアの秘教ゆったり旅行』(七つ森書館)と言うタイトルの本を上梓した。
読んでみたが実に愉快である。西安から敦煌を回りラオスへという壮大なツアーの話し。彼のツアーの醍醐味はバスで大地を走り、何か発見すれば止まり観察する、話をする、食べる、そして常にトラブルと出会う、でもあせらずのんびり行く。
そんな彼の旅行の仕方に熱烈なファンがいるそうだ。なんと彼のツアーに700日も参加した方がいる。驚きである。
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