神田明神脇オフィスリノベ オープンハウスのお知らせ
ベニヤというと無垢材に比べてちょっとチープなイメージがある。実際同じ容積ならベニヤの方が安い場合が多い。でもベニヤの歴史って古いらしく古代エジプトにまでさかのぼり正倉院の御物にも合わせ板によるものがあるという。最近のベニヤ表面の突き板がコンマ何ミリなんて薄いからそんなイメージがつきまとうのかもしれない。永江朗さんの『いい家は「細部」で決まる』新潮新書2012を読むと、改めて知る建築知識にへーっと思う。
神田明神の脇で工事していたリノヴェーションがやっと今日最後の施主検査。天井をはがす計画だったので多少は覚悟していたが、結構型枠のバリがあった。かなりとったつもりだったが未だついているとの指摘。1時間近く施主と上を見ながら現場を歩く。この建物ス―パゼネコン設計施工による数10年前の素敵なビル。しかしコンクリートはお世辞にもきれいとは言えない。型枠のバリだけではなく鉄の破片や、煙草の吸殻まで化石のように埋まっていた。それにしても最近の型枠は普通型枠だってここまでひどくはあるまい。この当時は積層したベニヤの接着がかなり悪かったと言うことなのではあるまいか?
●リノベーション後
●リノベーション前
8月12日10時~17時までオープンハウスを行います。場所はお茶の水から歩いて5分。
興味のある方は案内をダウンロードしてお出で下さい。
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