水戸の現場
水戸の現場で解体した建物に使われていた古材、照明カバー、屋根飾り、ついでにはっぴや前掛けに至るまで、倉庫に保存してあるものをチェック。一度見てばいるけれど、現場が始まってから見るとまた臨場感がある。倉庫内は40度くらい。汗が止まらない。
あまり考えていなかったけれど、床板なんて厚さ20センチ幅180センチのむく板である。ただ床に置いてあっても絵になる。床柱もその辺にほっぽておいても既に素材がアート。屋根飾りは感動的。昔の板金屋さんの技術はすごい。
前の現場同様この現場もツーバイ材を細かく建ててそのまま垂木とする構造。で行くつもりだったが、2層分の空間なので長い所で7メートル強。こんなツーバイ材は流通していないので米松の集成材に見積もり中に変更。なかなかこの大空間は壮観である。外壁はアリスとテレスもなかなか色を多用したが、今回はぶつぶつオレンジ。昔の建物の記憶である。
●分厚い床板。3人がかりでやっと動く
●昔の板金屋さんは凄腕
●米松修正材の構造空間断熱材を入れるがそのまま構造材はあらわし
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