今どきの若い人はヴェルサイユなんて行かないのかね?
午前中助成金の書類の最終チェック。チェックしながら、次々と書き方の不備を発見し、加えて追加資料もいろいろと思いつく。午前中には終わると思ったのだが、結局終わったのは3時近い。助手に提出に行ってもらう。その助手と1時間後に某文化センターに行って館長さんとお会いする。助成金で呼ぼうと思っている建築家の展覧会を行いたい主旨を説明する。とても乗り気なのだが、加えてこれとこの建築家をぜひ呼びたい。ついてはその費用は出すので、彼らを入れて全体のプログラムを組みなおせないかと打診される。それは願ってもないことなのだが、呼ぶ人間が増えると全体の調整業務はどんどんしんどくなりそうでちょっと憂鬱でもある。でもなんとかその方向でよりグローバルな企画にしたいところである。
夜言葉と建築の講義、今日は「自然」の章。自然は不完全であり、芸術はそれを完全にする。それがヴェルサイユ宮殿でもある。という話をしていったことがある人手を挙げてと聞いたら0だったのにはちょっとびっくりした。
お久しぶりです。山田匠です。
挙手がどこまで正確に現状を表しているかは不明ですが、海外旅行に行きやすいとは言え、何十回も行けるわけではないのでヴェルサイユに行く優先順位が低くなってしまうのではないでしょうか。特に建築学科の学生だと、絶対王政期の豪華絢爛丸出しより、サヴォアやポンピドーに行く傾向があるのではないかと思います。(これは建物の話で庭の話ではありませんが。。。)
それに、ヴェルサイユ見るなら1日かかり、1日かければ、パリ市内の古典建築はかなり見れるというのもありますし。
因みに私は14歳の時にお盆休みのパックツアーで行きました。その時は鏡の間と庭園の整然とした広大さに素直に感動しました。
以上長々失礼しました。