厚みについて考え中
朝、半蔵門を目指して走る(自転車で)すると右前方に深い藍色のタイル張りのビルが見えた。お菓子の泉屋のビルである。半蔵門でUターンして近くに行って見たらこのタイル両端部が緩やかに面取りされている。厚いんだよな。この厚み感は単なる物質感を超えて奥行き感を作る。それが陰影を伴うので遠目で深みを出す。
8時に家を出て9時に現場。事務所検査の駄目直しをチェック。10時からオープンハウス。一番乗りは元商店建築編集部の新海さん。久しぶりありがとうございます。今日はひっきりなし。東工大、理科大、信大、多摩美、OFDA、雑誌の方々、他にもたくさん。久しぶりにお会いできた方はうれしかった。今日だけで150人くらい来てくださっただろうか?あまりに人がたくさんいて見る方も大変だったかも。とにかくありがとうございました。いろいろな方にご意見いただいたのだが、多くの方に「太い、厚い」と言われた。今時の細い、薄いとは大違いというもの。そうかもしれない。朝見たタイルへの共感とこのことは関係するのかしないのか???考え中。
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