印象に残るSD選書は?
鹿島出版会から『SD選書の本』という小冊子が送られてきた。中身は半分くらいが建築関係者へのアンケートであなたの印象に残っているSD選書とその理由と言うもの。アンケートに答えているのは9割建築家で全部で34人。僕もその一人なのでこの冊子が送られてきたのだろうが、この答えを読むと、多くの人から印象に残ると言われている本が3つくらいあることが分かった。一つは槙さんの『見えがくれする都市』これは僕が挙げた本でもあり、ああ皆そう思っているんだと言うことが分かった。僕以外には小泉雅夫さん、陣内さん、鈴木了二さんなどが挙げている。二つ目は篠原一男の『住宅論』まあそうかなというところだ。青木淳さん、今村創平さん、貝島さん、小島一浩さん、竹山聖さん、中山英之さんなどが挙げている。そして3つ目はヴェンチューリの『建築の多様性と対立性』である。これは五十嵐さん、藤原徹平さん、山梨さんなどがあげている。
皆が印象深い本は僕にとっても同様である。たまさか僕はこのアンケートで一つ挙げるものと思い『見えがくれする都市』をあげたけれど3つ挙げろと言われたらこうなっていたのではなかろうか?
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