アルチガスの建築学科棟でレクチャー
朝一で地下鉄4番線の終点ブタンタに行く。サンパウロ大学の院生が我々をピックアップしてくれて大学へ。ついにお目にかかる伝説のアルチガス設計の建築学科棟。ブラジルコンクリート建築の神髄の一つである。が、しかし、なんとコンクリート表面が剥落して鉄筋がいたるところで露出。かぶりを減らして薄く軽く見せたのが初期ブラジル建築の特徴で今では法的にそれは不可能なのだが、まさか壁までかぶりを少なくしていたとは予想外。それにしてもこうなるまで放っておいたのは何故か分からない。これから3年かけて完全に補修すると言うのだが、、、、、ブラジルの最高学府の一つの大学がなぜ?????
ともかく、この建物でスピーチできるのは光栄である。100分間通訳なしなので充実したレクチャーだった。いくつかの質問を受けた後、日本語が上手な日系ブラジル人が来て僕の事務所でインターンシップをしたいとのこといつでもどうぞとお答えする。
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