日本にサイクリング文化を根付かそう!
年末のワークショップに向けてレネから4つのテキストが送られてきた。主にコペンハーゲンのサイクリング文化の歴史と現在に至る努力と現状である。ここには結構びっくりするような数字が並ぶ。・通勤通学の37%の人は自転車を利用する。
・350キロの自転車専用レーンが整備済み
・自転車に乗る人の80%は安全を感じている
・交差点での自動車の止まる位置は自転車より5メートル後ろ。
・自転車用信号は車用に比べ4秒早く緑が点灯する。
・信号機は自転車が時速20キロで走りスムーズに流れるように点滅する
彼らはどのようにして既存の道路に自転車専用レーンを作ったのだろうか?テキストによると彼らは4レーンある自動車道路の2レーンを自動車用に残し残りの2レーンをそれぞれ自転車用と歩行者用に2分したようである。渋滞しないのかと思うのだがそれは自動車に乗る人が減ればその分渋滞も減ると言うわけである。通勤通学者の自転車使用率が多くの国では1~2%なのに比べ37%とは驚異的である。
さて日本の大都市でどこまで自転車通勤通学が達成できるだろうか?
未だ雲をつかむような話である。先ず思いつくのは職住接近でなければ、、、、安全を考えれば自転車専用レーンが必要だろうし、、、、、我が家の傍の道には自転車マークが出ているがそれは歩道の一部。これでは歩行者とぶつかりそうでやはり危ない、、、、、
ただ最近は結構多くの自転車通勤者と思われる人が平日の朝新宿通りを疾走している。期待できるような気がする。
このエネルギーの無い時代に現状の使用量を前提とした議論ばかりではなく、使わないで楽しく豊かになることを考えるのも重要である。
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