フローデザイン
昼から金町で会議、その後環境の倉渕研究室でフローデザインという空気フローのシミュレーションソフトで遊ばせてもらう。来年度の3年生の製図の1チームはライノとフローデザインを使って環境オリエンテッドなデザインを徹底してやろうと思う。そこでは実験的に模型は作らない。すべてはヴァーチャルな世界でデザインする。現在ライノとフローデザインがインストールされたコンピューターが10台用意されているので学生はそこに詰めてデザインする。
80人の学生が全部そうなると困るのだが、10人くらいそんな育ち方をするのも今後の建築界には必要だと思う。そういう風に育った人はもしかすると意匠のよく分かる環境エンジニアになるかもしれないし、環境のよく分かる意匠デザイナーになるかもしれない。そんな中間を領域をできる人が今の建築界には必要である。
19歳で(1浪です)この春から理科大に通うつもりのものです。このような場所で申し訳ないのですが、1つ質問をお聞き頂けるでしょうか。
先生は今の建築界には意匠と都市環境とを上手く統合できる人材が少ないと思われているのでしょうか、またそれはデザイン先行の建築が多いということなのでしょうか(詰まる所ザハ・ハディドのような)
僕は建築家を目指しておりますが、自分の進む道、つまり意匠中心なのか構造中心なのか、にたいして悩むことがあります。(生計を立てていくことに関しては別として)
両者を兼ねた建築家であるべきでしょうか。
個人的にはそうあるべきと思いますが、先生はどうお思いでしょうか。
それはこれから理科大で学べと言われればそこまでですが、よろしければ先生の個人的な意見を伺いたくここに書き込みをさせていただきました。身勝手なコメント失礼しました。