ロイグと馬場さんの考えは期せずして近い
輪読ゼミには出られるときは出ようと思い午後大学へ。先週は斉藤純一『公共性』を読み、今日は馬場正尊『Re PUBLIC 公共空間のリノベーション』を読んだ。馬場さんの本は分かりやすく発言も多かった。
馬場さんの本では公園、役所、水辺、学校、ターミナル、図書館、団地を公共空間としてリノベーションした事例を紹介している。1月にスペイン、アルゼンチンの建築家たちとシンポジウムを行い都市の公共空間として重要なところはどこかと問うとスペインのジョアン・ロイグは広場より、空港だと言っていた。その理由は現代人にとって移動が必須であり移動する人が集まる場所が空港だからだと言う。広場は前時代の遺物でこれは再整備(リノヴェーション)しなければいけないとも言っていた。ロイグと馬場さんには多くの類似点が感じられる。
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