篠原先生の愛鷹裾野の家を訪ねる
○庇のせいか30年以上たったコンクリートが痛んでいない
○天井高は頂点で6メートル
朝の新幹線で沼津へ。篠原先生1978年の作品愛鷹裾野の家を見せていただいた。竣工当時は周囲は何もなく荒々しいランドスケープだったそうで、その中にやはり荒々しい打ち放しの家が建っていた。当時としては珍しかった打ち放しコンクリートに周囲の人はいつ瓦を載せるのかと聞いたと言う。2年前に屋根に防水をかけ内装のペンキを塗り直したが外壁は当時のままとのこと。しかし30年以上たった外壁が全くいたんでいなかった。76年にできた上原通りの住宅のコンクリートと比べると雲泥の差である。庇の力が大きいということだろう。
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