岡崎京子のバブル崩壊感
僕が岡崎京子を読んでいたのはいつだったのか?何がきっかけだったのかよく覚えていない。最初に読んだのはリバースエッジ、次はジオラマボーイパノラマガール、くちびるから散弾銃、そしてPink だいぶたってから椹木野衣の岡崎京子論も読んだ。一時期だいぶかぶれていた様に思う。何が好きだったのかは他の人とあまり変わらない。80年代後半から90年代のバブルとその崩壊の感覚の現れに共感したのだと思う。あれから20年くらいたったが、この崩壊感は未だに世界を覆っている。岡崎は交通事故によって今では絵を描いていないのだが、展覧会場は大入りである。一昨年の沢尻えりか主演、蜷川実花監督の映画ヘルタースケルターの余韻残っているのだろうか?
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