もっとルースに作ろうぜ
富士吉田の製氷工場再生計画のクライアントである財団の理事長(といっても31歳の若さだが)と院生、助手と今後の地方都市や建築や街づくりについて本当に楽しい話ができた。これからの街づくりが、今までのようなものではないことはもはや明らか。金のあるところに金をかけた金の建築を作る意味もないことを確認した。そしてだからこそ、地方に金のかけない豊かで楽しい生活があることを彼の生き方を見ながら納得した。
最後に行ったお店のオーナーは実は工場のオーナーだという。そのお店「トタン」という名でトタンでできていた。このラフな感じが今度の建物にも繋がるように思えたし、工場のオーナーや理事長の考え方がそのまま形になっているように感じた。
今朝彼が日本の建築はオーバースペック。もっとルースにできていていいじゃないかと力説しているのに共感。特に今回みたいな建物はそうあるべきなんだろう。
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