意図しないものを見つけること
Tom Dixon のRethink は日常の事物を疑ってかかる。再考せよという本である。意図しないところ(unintended)に次なる可能性があるということを教えてくれる。
年末に行う国際ワークショップの課題をエルンストと練っているのだが、彼のテーマは意図しない都市(unintended city)の中に都市の可能性を見つけようというものである。東京という偶発的でカオティックな都市を捕まえるのには適切な概念だと唸ってしまった。そしてエルンストのunintended cityという捉え方とトムのRethinkの目のつけどころは同じ。WSの教科書にしよう。都市の中にこんなネコ(運搬用の一輪車)を発見できればしめたものということだ。
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