谷川さんの家
エンリック、タルディッツ、塩崎夫妻、宮前くんと二台連なり、軽井沢へ、谷川さんの家を見るのが主眼なのだが、せっかく行くのだからと僕の最新作に寄り、みかんぐみの工事中の現場を見て、そしたらたまさかあったアトリエワンの別荘を周り、僕が昔やった別荘の横を通り、千住美術館も見た。
谷川さんの家は数十年前にどういう機会か忘れたが外からだけ見た記憶がある。今回改めて見せてもらった。紅葉が落ちたこの時期に茶色い絨毯の上に矩勾配の屋根が乗っかっている。地面につきそうなほど大きな屋根が落ち葉でだいぶ朽ちて見える。妻側の木の壁はだいぶ赤くなっている。
建築はだいぶ年老いたが、中の空間は生まれたままの姿である。いったいどういうことだろうこの巨大な土間の空間は?どうしてこの空間ができたのだろうか?人の住む場所には見えない。そもそも住むための場所ではないのだろうからこれでいいとも言えるのだろうが、、、、、まさに詩人のための詩的空間といえばそれまでなのだが、、、、
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