最終的には安倍批判
朝日新聞経済部編『老人地獄』文春新書2015を読むと老後の沙汰は金次第という最終章のタイトルがしみじみと伝わるのだが、現場の実態を映像のように描写されると身につまされる。日本にはすでに福祉という言葉は消え失せたのか?消費税率のアップは本来こういうところに使われるためのものではないのか。しかしもっと問題だと思うのは日本はこれでも福祉予算の中で老人に使われている予算比率は子供のそれに比べて高いのである。老人してにこれなのだから子供の状況はもっとひどい。一体今の政治はこういうところに回すべき金を集団的自衛権に持って行こうとしている。いやすでにしているし、そのための法制化を着実にしようとしているのである。知性の欠片も感じない首相のいる国に住むことが恥ずかしい。
You must be logged in to post a comment.