心よりダンケシェーン
ワークショップ3日目。最後の日である。朝東京駅oazoの前に集合してグループごとに担当の場所に散った。四谷、秋葉原、上野、渋谷、原宿、新宿、代官山、日暮里。2時に飯田橋に戻り3時まで神楽坂を散策して4時までプレゼンの準備。そして6時半まで各チームのプレゼン。1時間で10時間分くらい見た事そしてそこに何かを挿入するところまで考えられたら素晴らしい。そこまでできたチームはなかったが。
3日のWSを終えて思う事は三つ。
とにかく16名もの学生が日本に、理科大に来てくれた事に感謝。そしてとても勇気付けられた。これをステップにさらに多くの日本に興味を持つ学生を先生を建築家を招きたい。
二つ目は、彼らの発見が示すように東京の面白さは地形の持つ高さの差と建物持つスケールの差によって生まれている。この差をどうやって建築のなかに生かすかは建築家である私の問題となる。しかし何れにしても裸の目がこの差異をみつけてくれたことにやはり勇気付けられた。
三つ目はこんな東京の発見を是非ウィーンに持ち帰って生かしてそして6月の最後の作品に結実してほしい。それを見るのを楽しみにしている。
彼らは僕にありがとうのメッセージをそれぞれカタカナで自分の名前を書いて私にくれたがお礼をいうのはこちらの方である。心よりダンケシェーン。
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