ファッション潮流はやっぱりロンドン、アントワープかな?
午前中事務所に平瀬さん、川尻さん、中野さんが来られてグラフィック英語版作成の打ち合わせ。Idea booksという販路http://www.ideabooks.nl/catalogsearch/result/?order=publicatiedatum&dir=desc&q=kajima+instituteがあることを知る。ここからamazon ukなどに広がるとさらにヨーロッパでの広がりが出ると思われる。
中川君と木島さんが熊本から帰京。木島さんから事務所の人全員に必携の品ということでレスキューキットが配られた。いつ何が起こるかわからない。
夕方青山ブックセンターで本買いだめ。その中の一冊がロンドンのファッションライターでヴィヴィアンウエストウッドと働いた経験もあるLinda Watsonの新刊(2015)Fashion Visionariesである全盛期からの伝説的ファッションデザイナー75人が収録されている。それを見ると彼らの活躍国はフランス30人で全体の40%、イギリス16人で21%、アメリカ10人で13%、イタリア9人で12%、日本6人で12%、ベルギー3人で4%、スペイン1人で1%ある。その後配偶者と森美を観察。http://ofda.jp/column/
しかしこの活躍国比率は1950年代以降に生まれたデザイナーに絞るとフランスは23%と激減、イギリスは29%と激増、アメリカ、11%微減、イタリア11%微減、日本4%激減、ベルギー17%激増という結果である。つまりフランス、日本が低調で、イギリス、ベルギーが好調ということである。それを裏付けるように出身学校を見ると、全体ではロンドンセントマーチンズ・スクール・オブ・アート4人で、文化服装学院3人、パーソンズ美術学校3人、アントワープ王立芸術アカデミー2人であるが50年代以降のデザイナーで見るとセント・マーチン4人、パーソンズ2人、アントワープ2人、文化服装1人という結果である。
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