slouchy
テラスでハイウェル・ディヴィス(Davis, H.)、桜井真砂美訳『ブリティッシュ・ファッション・デザイナーズ』ブルース・インターアクションズ2009(2009)を眺めた。昨日読んだfashion visionariesで世界のデザイナはパリからロンドン、アントワープに重心移動しているその興味の先にこのブリティッシュファッションの本がある。27人のデザイナーが取り上げられその反骨精神としてのブリティッシュファッションが語られる。そして27人のうち15人つまり半分以上がセントラル・セント・マーチンズ・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザイン出身である。もはやこうなると世界に冠たるファッションの中心的学校と言えるだろう。
とはいえ僕はロンドンのファッションがそれほど好きな訳ではない。それはきっとパンクをそれほど理解できていないからだと思う。その中ではステラ・マックイーンの服は好み。英語ではslouchy と表現される「前かがみな緩さ」は建築にも使えそうな形容詞。
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